初めて自転車修理の仕事を提案してから早いもので1年が過ぎました。
最初は手探りだったパンク修理も、今では整備スタッフも顔負けの精度でしっかりと仕上げてもらえるようになりました。
仕事の幅も少しづつ広がり、現場の方も意欲的に自転車修理に取り組んでいただいています。
さて、今回はまた新たなチャレンジでタイヤのスポーク整備という仕事をお願いしに来ました。
一人でもどんどんホイール回りを分解して、あっという間にタイヤを外してしまいました。
さすが、パンク修理で鍛えられているだけあります。
外したホイールからタイヤを外して、真ん中のリム(ホイールの部分)だけにしていくのですが、慣れていないとタイヤを外すのも案外難しいと思います。
黙々と集中して作業されています。こちらもヘルプ要請がない限りは見守ります。
現場ではこの手の仕事は不安なく進んでいくので、当初と比べるとこちらも安心してお任せできます。
こちらでも二人の利用者様が、協力してタイヤ外しの作業に取り掛かっています。
今日はこの後に、チャイルドシートの修理までお伝えする予定なので、現場で楽しめる仕事になればいいなとドキドキしながら準備をしています。
作業所の全ての方々が取り組める仕事ではありませんが、興味のある方々がスキルを習得していく力はとても安定感がありますね。
習得時間に差があったとしても、その継続力は社会人として見習うべきところが沢山あると感じた瞬間でした。
最後に、この写真は平成最後の年末に、イーチャリティの整備スタッフと、作業所メンバーで一台の電動自転車を整備してくみ上げるという取り組みを行った時の記念写真です。
色々と苦労もありましたが、みんなで完成した自転車を、作業所運営法人の忘年会に景品として寄付したところ、皆さん大変喜んでおられたと聞いて、私達も嬉しくなりました。
いつもありがとうございます!!